組み込み組合ぺんぺん草

technical notes...だったらいいな

感想「スターティングGo言語」

Overview

GO言語について、一通りのことを、その開発方針とともに書いてある書籍です。

Details

Index

Chapter 1:開発環境
Chapter 2:プログラムの構成と実行
Chapter 3:言語の基本
Chapter 4:参照型
Chapter 5:構造体とインターフェース
Chapter 6:Goのツール
Chapter 7:Goのパッケージ
巻末付録:Go標準ライブラリ

Review

GO言語について、一通りのことを、その開発方針とともに書いてある書籍です。
文法的なことは一通り記載してあります。前から順番にざざっと読んでみて大体の流れや癖は十分把握できると思います。
広く浅くといった記述なので、実際の開発でのリファレンスとして用いることは難しいですが、そのレベルになってくると書籍をあたるよりもWebで検索した方が早いので個人的には問題ないです。

またそれだけでなく、細々したことに煩わされることがない軽快な開発のためのGO言語の想定している方針(ディレクトリ構成など)についても丁寧に記載してあるので、GOという言語の心意気(???)を感じ取ることができます。これにより初心者でもGOっぽいプログラムを記述できるようになっています。

GO言語について、書籍で大まかに調べてみて、その後書籍から離れて試行錯誤しながら習得していく、といった使い方には十分かと思います。さらに全体的に読みやすい文章で、好感度が高かったです。

感想「Ansible徹底入門 クラウド時代の新しい構成管理の実現」

Overview

Ansible について、 初心者向けの内容を幅広く取り扱っています。

Detail

Index

第1章 クラウド時代のインフラとAnsibleの基礎
第2章 Ansibleを使ってみよう
第3章 Ansibleの機能の詳細
第4章 RoleによるPlaybookの共通部品化
第5章 WordPress環境構築Playbookを作る
第6章 OpenStackでのAnsibleの活用
第7章 AWSでのAnsibleの活用
第8章 AzureでのAnsibleの活用
第9章 Dockerコンテナの利用
第10章 Playbookのテスト
付録A YAMLの文法
付録B Ansible設定ファイルリファレンス
付録C ディレクティブ一覧

Review

Ansible について、 初心者向けの内容を幅広く取り扱っています。
具体的な使用方法のイメージがいまいちできない状態でも、それなりに基礎的な内容の習得ができると思います。
AWSやAzureでの例も記載されているので、例示がないとわかりづらい方(主に私)にも安心ですw
尤もAWSではCloudFormationとの連携について記載されていますが、肝心のCloudFormationについてはほとんど説明がないので、注意してください。
YAMLの文法も付録についていますが、簡易的なものです。Ansible 以外の詳細な記載はあまり期待しない方がいいです。

またあくまでも入門なので、あまり掘り下げた内容は扱っていません。 個々の環境で実際にAnsibleを扱ってみたい場合には、別の書籍かWebなどで、タスクの記載方法などを調べることになると思います。
入門と銘打っているので、その範囲と考えれば十分な内容があると思います。

個人的には、Ansibleの逆引きレシピブックみたいなのが欲しいなー。

感想「ネイティブが教える ほんとうの英語の前置詞の使い方」

Overview

前置詞の使い方について、各前置詞の持つ様々な意味を例文とともにわかりやすく説明している本です。

Detail

Index

第1章 前置詞の使い方
to
at
in
on
about
of
for
from
into
up
down
after
with
within
without
over
across
around [round]
before
below
under
第2章 前置詞の問題

Review

前置詞の使い方や意味について、例文とともにわかりやすく説明しています。

前置詞について、ある程度のイメージはありますし、ごく一般的な意味はわかります。
ただそこから外れた意味や使い方が出て来ると前後の文から類推することも難しい場面があります。

そのため長文や英語を母国語とする方が書いたくだけた文章を読んでいると、理解に自信が持てない場面がでてきます。
また、英訳する際にも正しく伝わるか、意味が変わっていないかといった不安が付きまといます。

そこで前置詞の体系的な理解のために本書を読んでみました。
改めて思ったのが、各前置詞の持つ様々なパターンです。これは辞書だけでは把握しきれない。
取り上げられている前置詞の数自体はさほどではないものの、各前置詞毎に紹介されている意味があまりにも多いので、一度読んだ程度では理解が追いつきません。
これは、本書の問題ではなく前置詞自体に原因があるのですが、本当に大変です。こんなに前置詞が深いものだったとは!

数は多いですが、逐一例文が示されているので、それを追っていけば十分理解できます。
説明も比較的わかりやすいです。感覚的なものは如何ともしがたいですが…。

私は、本書を何周も繰り返すことで理解を深めていきたいと思います。道のりは長いー。

感想「aとtheの使い分け 〜ネイティブのセンスを1日で覚える(冠詞だけ極める)」

Overview

日本人にとっては感覚的に理解しづらい部分もある冠詞の使い分けを、可能な限り説明している本です。

Detail

Index

短文で理解していく使い分け
冠詞の全ては5段階
5段階の冠詞の実践サンプル
間違えやすい冠詞
これまでの例文をおさらい
おまけ: aとtheの発音が変化するシチュエーション
おまけ: 不可算名詞の存在

Review

日本人にとって、前置詞もそうですが冠詞も大変扱いづらいものです。内容に集中するあまり、使い分け以前にうっかり存在を忘れていたり。
その冠詞の使い分けを、可能な限り理屈立てて説明している本です。

キモとしては、冠詞の使い分け5段階に分類して説明しているところでしょう。
冠詞を付すか付さないかの2パターンではなく、5段階です。
冠詞には意味からみた強弱があり、その意味に応じて5段階のグラデーションにように使い分けるべき、との主張です。

その5段階の具体的な内容については、本書の核心でもあるのでここでは記載できませんが、お値段がとても良心的であるので、冠詞に不安がある方は是非読んでみてください。

分量も一日で十分読み込めるものなので、何周も回して身につけるのがオススメです。
具体的な英文も付して説明しているので、十分に使い分けのイメージはできると思います。

感想「プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門」

Overview

Google Cloud Platform の「入門」的な内容を扱っている本です。

Detail

Index

第1章 Google Cloud Platformの概要
第2章 Webアプリケーション実行基盤を構築しよう
第3章 止まらないWebアプリケーション基盤を構築しよう
第4章 コンテナ実行環境でマイクロサービスアーキテクチャを体験しよう
第5章 機械学習を用いたGAEアプリケーション
付録A Stackdriverによるシステム運用
付録B Cloud IAMによるアカウント管理
付録C GCPの最新技術情報の入手

Review

本書は、Google Cloud Platform の、全体的な概要といくつかの環境構築例について記載してあります。
Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド 一番大切な知識と技術が身につく」のような、各サービスの概要から実践的までといった内容は扱っておらず、あくまでも「入門」として、概要+α程度の説明にとどまっています。
ですので、実際に業務で Google Cloud Platform 上に環境を設計・構築することは、本書の範疇から外れます。

ただ 2017年8月時点では、そもそも GCP 関連の書籍は AWS と比べて明らかに不足している印象です。
本書籍以外にもいくつかありますが、目次を確認した限りでは、実環境の整備に十分な情報を持つものは見当たりません。公式のマニュアルにあたるしかないと思います。

公式のマニュアルでは前提知識に乏しすぎて辛いという場合に、本書などで体系的に概要を掴み、必要な箇所をマニュアルで調べる、といった使い方としては十分だと思います。 また、個人的に環境を構築してみたり、あるいは業務で環境を構築する前段階としての調査であれば、本書でもある程度はカバーできるかと思います。

GCP の解説として、時折AWS との比較が入っているので、AWS の経験がある状態で読んでも比較しやすくてよかったです。
また GCP 特有、あるいは特長的な機能として、AI 対応とコンテナ(DKE)があります。
こちらも、環境を構築して試してみることが可能である程度には構築パターンや情報が記載されています。

GCP の内容以外でも、TCPの仕組みといったごく一般的かつ初歩的な内容も記載してあるので、初心者の方にも総合的な理解を得られる内容になっていると思います。

全体として、GCP に疎い状態で読むには良かったです。次のステップとして、さらに踏み込んだ内容の書籍が待たれます。

感想「改訂2版 パーフェクトRuby」

Overview

Ruby2.4に対応した、2017年5月に出たばかりのRuby本です。

Detail

Index

1章 Rubyの概要
2章 Rubyの基礎
3章 制御構造/メソッド/組み込み関数
4章 クラスとモジュール
5章 主な組み込みクラス/モジュール
6章 Rubyのクラスオブジェクト
7章 動的なプログラミング
8章 Procオブジェクト
9章 Methodクラス
10章 Rubyでのリフレクションプログラミング
11章 ライブラリ
12章 組み込みツール
13章 gemパッケージの作り方
14章 よく使われる標準外のツール
15章 コマンドラインアプリケーション開発
16章 テストコード

Review

私はRubyはこれまでちょっとしたデータの処理などを行うスクリプトのための言語として使っていました。 あくまでも自分専用だったため見栄えやエラー処理は極めて適当なコーディングだったのですが、 少しばかり人に見せる場面も出てきたので、
基礎からやり直そうと読み始めたのが本書です。

ある程度基礎知識がある状態で読んでいるので、機能毎にまとめて記述されている本書は大変読みやすかったです。
終盤に実際に開発を行った場合の例なども示してあり、実例がないと理解がすすまない私のような人間でも、
それなりに理解できたと思います。

なお本書はRuby2.4に対応した改訂版ですが、私は以前のものは読んでいません。
ですが、新機能に対応した箇所に関しては「この機能は2.xで実装」といった旨の記述があるので、以前のものをお持ちで改めて購入された方にもわかりやすくなっていると思います。

感想「前置詞がわかれば英語がわかる」

Overview

前置詞を体感的に理解するために、その役割や意味を理論的に、時として屁理屈?で説明している。

Detail

Index

1 S‐P‐Oで解明!英語のしくみ
2 前置詞で解く!英語の謎とからくり
3 「させる」と「させない」のからくり―to vs. from
4 前置詞の主語は名詞だけじゃない?
5 相当と比例―forの世界
6 魔法の前置詞?―withの働き
7 inの世界とメタファのネットワーク
8 onの世界 偶然?当然?―日本語と英語の一致
9 on感覚とin感覚―英語は「内部感覚」が鋭敏?
10 「デジタル」な点の前置詞atと範囲の前置詞in
11 「副詞」のしくみ

Review

前置詞は、辞書的な意味を覚えるだけではよく理解できない場面がでてくると思います。かといって全ての熟語を覚えることは無理です。
そこで、前置詞を体感的・直感的に理解し、適切に使い分けるために本書を読んでみました。

本書では、前置詞Pに対し前置詞の主語S(文の主語とは異なる)と、前置詞の目的語Oを「SはOに対してPの関係にある」という理論、 「SPO理論」を基に説明が展開してきます。 toやfor、at、inなどの使い分けは、この説明で十分体感的に理解できるようになると思います。
これまで前置詞に対して理解があやふやだったり自信がなかったりする場合、いくつかの前置詞においては本書を読むことですっきり納得できるかと思われます。
説明が冗長な箇所が多々あるので、少し読む進めるのが大変な側面もありますが、落ち着いて読めばなんとかなる範囲かと思われます。

ただ、いくつかの前置詞(ofなど)や例外に対するこじつけにも見える説明は、私は苦手でした。
英語への理解がまだまだ甘いため、一般的に正しいとされる説明はともかく、そこから外れた著者個人の見解は正誤が十分に判断できないので、それらを鵜呑みにするのは怖いです。
ある程度以上に英語に熟達していれば「そういう一面もあるあるwww」となるのでしょうが、今の私には無理でした。
これら説明がいまいち腑に落ちなかったいくつかの前置詞については、別の書籍を読んでみたいと思います。