組み込み組合ぺんぺん草

technical notes...だったらいいな

感想「ネイティブが教える ほんとうの英語の前置詞の使い方」

Overview

前置詞の使い方について、各前置詞の持つ様々な意味を例文とともにわかりやすく説明している本です。

Detail

Index

第1章 前置詞の使い方
to
at
in
on
about
of
for
from
into
up
down
after
with
within
without
over
across
around [round]
before
below
under
第2章 前置詞の問題

Review

前置詞の使い方や意味について、例文とともにわかりやすく説明しています。

前置詞について、ある程度のイメージはありますし、ごく一般的な意味はわかります。
ただそこから外れた意味や使い方が出て来ると前後の文から類推することも難しい場面があります。

そのため長文や英語を母国語とする方が書いたくだけた文章を読んでいると、理解に自信が持てない場面がでてきます。
また、英訳する際にも正しく伝わるか、意味が変わっていないかといった不安が付きまといます。

そこで前置詞の体系的な理解のために本書を読んでみました。
改めて思ったのが、各前置詞の持つ様々なパターンです。これは辞書だけでは把握しきれない。
取り上げられている前置詞の数自体はさほどではないものの、各前置詞毎に紹介されている意味があまりにも多いので、一度読んだ程度では理解が追いつきません。
これは、本書の問題ではなく前置詞自体に原因があるのですが、本当に大変です。こんなに前置詞が深いものだったとは!

数は多いですが、逐一例文が示されているので、それを追っていけば十分理解できます。
説明も比較的わかりやすいです。感覚的なものは如何ともしがたいですが…。

私は、本書を何周も繰り返すことで理解を深めていきたいと思います。道のりは長いー。

感想「aとtheの使い分け 〜ネイティブのセンスを1日で覚える(冠詞だけ極める)」

Overview

日本人にとっては感覚的に理解しづらい部分もある冠詞の使い分けを、可能な限り説明している本です。

Detail

Index

短文で理解していく使い分け
冠詞の全ては5段階
5段階の冠詞の実践サンプル
間違えやすい冠詞
これまでの例文をおさらい
おまけ: aとtheの発音が変化するシチュエーション
おまけ: 不可算名詞の存在

Review

日本人にとって、前置詞もそうですが冠詞も大変扱いづらいものです。内容に集中するあまり、使い分け以前にうっかり存在を忘れていたり。
その冠詞の使い分けを、可能な限り理屈立てて説明している本です。

キモとしては、冠詞の使い分け5段階に分類して説明しているところでしょう。
冠詞を付すか付さないかの2パターンではなく、5段階です。
冠詞には意味からみた強弱があり、その意味に応じて5段階のグラデーションにように使い分けるべき、との主張です。

その5段階の具体的な内容については、本書の核心でもあるのでここでは記載できませんが、お値段がとても良心的であるので、冠詞に不安がある方は是非読んでみてください。

分量も一日で十分読み込めるものなので、何周も回して身につけるのがオススメです。
具体的な英文も付して説明しているので、十分に使い分けのイメージはできると思います。

感想「プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門」

Overview

Google Cloud Platform の「入門」的な内容を扱っている本です。

Detail

Index

第1章 Google Cloud Platformの概要
第2章 Webアプリケーション実行基盤を構築しよう
第3章 止まらないWebアプリケーション基盤を構築しよう
第4章 コンテナ実行環境でマイクロサービスアーキテクチャを体験しよう
第5章 機械学習を用いたGAEアプリケーション
付録A Stackdriverによるシステム運用
付録B Cloud IAMによるアカウント管理
付録C GCPの最新技術情報の入手

Review

本書は、Google Cloud Platform の、全体的な概要といくつかの環境構築例について記載してあります。
Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド 一番大切な知識と技術が身につく」のような、各サービスの概要から実践的までといった内容は扱っておらず、あくまでも「入門」として、概要+α程度の説明にとどまっています。
ですので、実際に業務で Google Cloud Platform 上に環境を設計・構築することは、本書の範疇から外れます。

ただ 2017年8月時点では、そもそも GCP 関連の書籍は AWS と比べて明らかに不足している印象です。
本書籍以外にもいくつかありますが、目次を確認した限りでは、実環境の整備に十分な情報を持つものは見当たりません。公式のマニュアルにあたるしかないと思います。

公式のマニュアルでは前提知識に乏しすぎて辛いという場合に、本書などで体系的に概要を掴み、必要な箇所をマニュアルで調べる、といった使い方としては十分だと思います。 また、個人的に環境を構築してみたり、あるいは業務で環境を構築する前段階としての調査であれば、本書でもある程度はカバーできるかと思います。

GCP の解説として、時折AWS との比較が入っているので、AWS の経験がある状態で読んでも比較しやすくてよかったです。
また GCP 特有、あるいは特長的な機能として、AI 対応とコンテナ(DKE)があります。
こちらも、環境を構築して試してみることが可能である程度には構築パターンや情報が記載されています。

GCP の内容以外でも、TCPの仕組みといったごく一般的かつ初歩的な内容も記載してあるので、初心者の方にも総合的な理解を得られる内容になっていると思います。

全体として、GCP に疎い状態で読むには良かったです。次のステップとして、さらに踏み込んだ内容の書籍が待たれます。

感想「改訂2版 パーフェクトRuby」

Overview

Ruby2.4に対応した、2017年5月に出たばかりのRuby本です。

Detail

Index

1章 Rubyの概要
2章 Rubyの基礎
3章 制御構造/メソッド/組み込み関数
4章 クラスとモジュール
5章 主な組み込みクラス/モジュール
6章 Rubyのクラスオブジェクト
7章 動的なプログラミング
8章 Procオブジェクト
9章 Methodクラス
10章 Rubyでのリフレクションプログラミング
11章 ライブラリ
12章 組み込みツール
13章 gemパッケージの作り方
14章 よく使われる標準外のツール
15章 コマンドラインアプリケーション開発
16章 テストコード

Review

私はRubyはこれまでちょっとしたデータの処理などを行うスクリプトのための言語として使っていました。 あくまでも自分専用だったため見栄えやエラー処理は極めて適当なコーディングだったのですが、 少しばかり人に見せる場面も出てきたので、
基礎からやり直そうと読み始めたのが本書です。

ある程度基礎知識がある状態で読んでいるので、機能毎にまとめて記述されている本書は大変読みやすかったです。
終盤に実際に開発を行った場合の例なども示してあり、実例がないと理解がすすまない私のような人間でも、
それなりに理解できたと思います。

なお本書はRuby2.4に対応した改訂版ですが、私は以前のものは読んでいません。
ですが、新機能に対応した箇所に関しては「この機能は2.xで実装」といった旨の記述があるので、以前のものをお持ちで改めて購入された方にもわかりやすくなっていると思います。

感想「前置詞がわかれば英語がわかる」

Overview

前置詞を体感的に理解するために、その役割や意味を理論的に、時として屁理屈?で説明している。

Detail

Index

1 S‐P‐Oで解明!英語のしくみ
2 前置詞で解く!英語の謎とからくり
3 「させる」と「させない」のからくり―to vs. from
4 前置詞の主語は名詞だけじゃない?
5 相当と比例―forの世界
6 魔法の前置詞?―withの働き
7 inの世界とメタファのネットワーク
8 onの世界 偶然?当然?―日本語と英語の一致
9 on感覚とin感覚―英語は「内部感覚」が鋭敏?
10 「デジタル」な点の前置詞atと範囲の前置詞in
11 「副詞」のしくみ

Review

前置詞は、辞書的な意味を覚えるだけではよく理解できない場面がでてくると思います。かといって全ての熟語を覚えることは無理です。
そこで、前置詞を体感的・直感的に理解し、適切に使い分けるために本書を読んでみました。

本書では、前置詞Pに対し前置詞の主語S(文の主語とは異なる)と、前置詞の目的語Oを「SはOに対してPの関係にある」という理論、 「SPO理論」を基に説明が展開してきます。 toやfor、at、inなどの使い分けは、この説明で十分体感的に理解できるようになると思います。
これまで前置詞に対して理解があやふやだったり自信がなかったりする場合、いくつかの前置詞においては本書を読むことですっきり納得できるかと思われます。
説明が冗長な箇所が多々あるので、少し読む進めるのが大変な側面もありますが、落ち着いて読めばなんとかなる範囲かと思われます。

ただ、いくつかの前置詞(ofなど)や例外に対するこじつけにも見える説明は、私は苦手でした。
英語への理解がまだまだ甘いため、一般的に正しいとされる説明はともかく、そこから外れた著者個人の見解は正誤が十分に判断できないので、それらを鵜呑みにするのは怖いです。
ある程度以上に英語に熟達していれば「そういう一面もあるあるwww」となるのでしょうが、今の私には無理でした。
これら説明がいまいち腑に落ちなかったいくつかの前置詞については、別の書籍を読んでみたいと思います。

感想「「目標」の研究」

Overview

新たに何かを成し遂げたいと思った時、将来に向かって変わっていきたいと思った時、「目標」を立てます。目標を立てると言うのは簡単ですし、それらしい目標を立てることも、実際に達成することと比較すればそう難しいようには思えません。
ですが、目標とは何か、その意味や役割、定義まで気にすることはあまりなかったと思います。 本書は、その「目標」について掘り下げていきます。

Details

Index

Chap.1 三つのお話
Chap.2 目標とは何か
Chap.3 目標の弊害
Chap.4 機能する目標に向けて
Chap.5 人生にとっての夢や目標

Review

今まで、目標を立てたことがない人はいないと思います。
年始、年度始め、一日の始まり、いまいちな出来だった試験が終わった後、挽回したいと思った時、一念発起した時。自分の未来を輝かしいものにするべく、大目標をたてます。
そして着実に実行するために大目標を中目標、小目標に落とし込んでいきます。計画段階では一日の分量が多すぎることがありがちなことを踏まえ、適当に割り引いておくことも忘れません。
そして目標に従い計画を立て終わった時、全てが終わったかのような爽快な達成感に溢れます。とても気持ちがいいものです。
…その後の結果については、よくあるパターンとしてはまぁお察しですよねーw

このよくある失敗パターンの原因や対応策ついては、多くのビジネス書で語られてきました。やる気頼みではよくない、習慣化するため三ヶ月頑張ろう、少しでもいいので毎日着手しよう、などなど。
しかし、これらを十分に読み込んでも立てた目標を達成できないことがあります。やる気の問題だけではないのかもしれません。

そんな時、自己嫌悪に陥る前に一度深呼吸して本書を読んでみてはいかがでしょうか? 目標とはなんぞや、目標と目的の違いなど、目標そのものを考察しており、少し考えが整理されると思います。
また、目標を達成するための計画を冷静にたてることも勿論大事ですが、現実的な目標を設定するにも冷静さが必要であることが述べられています。

さらに目標に対するありようにも触れられており、「目標とは崇高なるものであり、揺るぎないものである」といった考えに囚われ、ガチガチになった心をほぐしてくれるような気がします。環境の変化や心の変化に伴い、目標や目的をがっつり変えてしまったり、止めてしまってもいいんですよねー。

リラックスした心で、改めて目標について(あるいはその目標そのものの要不要について)考えることができるようになるんじゃないかと思います。

目標達成のための具体的な助けとはならなくとも、心のありようや考え方に影響を与えることにより、間接的に目標達成への助けとなるかもしれません。

感想「エンジニアのためのGitの教科書[上級編] Git内部の仕組みを理解する」

Overview

Gitの内部動作を説明した本です。 コマンドの説明はあまりなく、コマンド実行により内部ファイルがどのように更新されるか、あるいはされないかを説明した本です。

Details

Index

Section-01 Gitのバージョン管理の仕組みを知る〜初級編〜
Section-02 Gitのバージョン管理の仕組みを知る〜中級編〜
Section-03 Gitのバージョン管理の仕組みを知る〜上級編〜

Review

Gitの内部動作を説明した本です。なお、2016年9月時点では電子書籍のみの発売となっています。

関連書籍に「エンジニアのためのGitの教科書 実践で使える!バージョン管理とチーム開発手法」がありますが、こちらはコマンドの使い方を説明した本です。

目次だけではさっぱりわからないので、以下に各章の概要をまとめてみますね。

  • Section-01
    • .git/以下の管理ファイル群について
  • Section-02
    • git initからその他コマンド実行において、各管理ファイルがどのように更新されるか
  • Section-03
    • git gcの動作
    • ./git/indexファイルの中身をGitのソースコードを参照しつつ確認する
    • Gitの低レイヤコマンドを用いて、git addgit commitを実装してみる

Gitでは、各ワーキングディレクトリを管理するためのファイルは.git/以下に格納されています。この中の各ファイルの説明と、各種コマンド実行時にこれらファイルがどのように更新されるかをみていきます。

ですので、使い方を知りたい、あるいは使えればそれでいい、といった方は不向きですね。Gitそのものに少々手を入れたい場合の予備調査としてや、内部構造マニアwなどにはオススメです。あとは、git commitなどの高レイヤコマンドを構成するための低レイヤコマンド群についても軽く触れられているので、何かトリッキーなことをしたい方、などでしょうか。

最後まで読んでみて思ったのが、普段からGitを使っているにも関わらず、意外と知らないコマンドがあるな、ということでした。一人プロジェクトだったり、複数人でも分担がほぼ独立している場合は、commitpush程度で概ね事足りるものですしね。

せっかくなので、今後別のGitコマンドを網羅したような書籍も読んでみたいと思います。