組み込み組合ぺんぺん草

technical notes...だったらいいな

感想「数学ガールの秘密ノート/式とグラフ」

以前、数学ガールを読みました。数学は、暗算で事足りる場合を除き手を動かさないと理解できないものです。しかし、途中から数学的な内容よりもストーリーの方が気になってしまい、手を動かさずに読み進めた結果、あまり理解できたとは言えないまま読み終わってしまいました…。

気分を一新して再読すればいいのですが、その頃には生活環境も一新してしまい、一時的にですが、机やテーブルに向かって鉛筆を持って!ということが難しい状態となってしまいました。

そんな中でも数学気分が盛り上がってしまったので、読んでみたのが以下の「秘密ノートシリーズ」です。

 

これであれば、ギリギリ暗算程度で読むことができたので、電子書籍という形であれば机に向かわずとも理解しながら読み進めることができます。例えば、子供の寝かしつけ時に、子供は寝たのだけれどもそばを離れると何故か起きる場合や、満員電車で片手スマホで読みたい時などですね(切実)。ただしリフロー対応ではないので(恐らく数式の都合でしょうね)、小さい端末では目がシバシバします。

で、肝心の内容ですが、秘密ノートシリーズ第1作目では、比例・反比例の式とグラフなどを扱っています。多くの方は、比例・反比例程度の「テスト問題程度であれば」特に問題なく解答できるかと思います。ですが、本書ではそれら基本的な事項に対してハッとさせられる見地を与えてくれます。よく考えればそりゃそうだよな、と理解できるのですが、教科書を真っ正直にこなしただけの自分には新鮮に感じました。

また、比例・反比例の説明において、ここから微積につながるのかな?というような箇所もありました。中学、高校の教科書レベルではこれらが繋がる実感はあまりありませんが、ひょんなことから別々と思っていたものに繋がりを見出せると、なんだかとても楽しいですよね。レベルアップしたような気分になります。微積編を読むのが楽しみです。

なお、本書は秘密ノートシリーズの1作目ですが、登場人物については簡単な説明にとどまるので、馴れ初め(?)については本編数学ガールの方で予習すると、より親身に感じられるのではと思います。

最後に。比例・反比例自体は誰もがやってきた、面白みのない分野と思われるかもしれません。ですが、本書を読んで改めて数学って面白いなーと思いました。