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technical notes...だったらいいな

感想「新TOEICテスト実践勉強法」

英語から逃れることはできません。

 

私の勤務先では、特にTOEICテストの受験は求められていませんし、英語で会話する必要もほぼありません。しかし、IT系の仕事に関わっている以上、英語の文章を読むこと自体から逃れることはほぼできません。最新の技術についてであったり、マニュアルであったり、コード中のコメントであったり。

ですので、少しでも読む速度を上げていきたいものです。技術書の場合、読み手に内容を正確に伝えることが最優先されるため、難しい文法が用いられることはほぼありませんし、誤解を招くおそれのあるような読解が難しい文章もあまり見かけません。また使用される単語も、専門用語を除き、見たこともないようなものが出てくることも少ないです。

となれば、長文読解への慣れが主な課題となってきます。しかし、これは一朝一夕に達成できるようなものではないので、やがて飽きてきたりします。

 

そんな時に視点を変えてみようと手に取ったのがこの本です。あくまでもTOEICに焦点を絞ってある本ですので、総合的な英語力の向上という意味では弱い部分もあるかもしれません。しかし、TOEICの出題者の意図を考慮したり、頻出問題からみる英語における単語選びやその考え方という意味では面白く読めました。

 

また、TOEICの勉強法という意味でも、具体例とその根拠を、それぞれのレベルと小目標に分け、丁寧に説明してあります。問題集の選び方も記載してあります。

やることが多すぎる、あるいは曖昧模糊としていて手につかないという場合、この本を読むことで着手しなくてはならないことを絞ることができます。そしてそれをひとつひとつ実行していけば満点はさておき、恥ずかしくない程度の点数は十分とることができそうです。

 

現在の読者の英語レベルに合わせて読み分けることができるようになっていますので、一度全体を流し読みして今後の展望などを把握したのち、現在のレベルにあった箇所を再読、上達すればその次のレベルに対応した箇所を読む、というように運用すればよいかと思われます。