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感想「前置詞がわかれば英語がわかる」

Overview

前置詞を体感的に理解するために、その役割や意味を理論的に、時として屁理屈?で説明している。

Detail

Index

1 S‐P‐Oで解明!英語のしくみ
2 前置詞で解く!英語の謎とからくり
3 「させる」と「させない」のからくり―to vs. from
4 前置詞の主語は名詞だけじゃない?
5 相当と比例―forの世界
6 魔法の前置詞?―withの働き
7 inの世界とメタファのネットワーク
8 onの世界 偶然?当然?―日本語と英語の一致
9 on感覚とin感覚―英語は「内部感覚」が鋭敏?
10 「デジタル」な点の前置詞atと範囲の前置詞in
11 「副詞」のしくみ

Review

前置詞は、辞書的な意味を覚えるだけではよく理解できない場面がでてくると思います。かといって全ての熟語を覚えることは無理です。
そこで、前置詞を体感的・直感的に理解し、適切に使い分けるために本書を読んでみました。

本書では、前置詞Pに対し前置詞の主語S(文の主語とは異なる)と、前置詞の目的語Oを「SはOに対してPの関係にある」という理論、 「SPO理論」を基に説明が展開してきます。 toやfor、at、inなどの使い分けは、この説明で十分体感的に理解できるようになると思います。
これまで前置詞に対して理解があやふやだったり自信がなかったりする場合、いくつかの前置詞においては本書を読むことですっきり納得できるかと思われます。
説明が冗長な箇所が多々あるので、少し読む進めるのが大変な側面もありますが、落ち着いて読めばなんとかなる範囲かと思われます。

ただ、いくつかの前置詞(ofなど)や例外に対するこじつけにも見える説明は、私は苦手でした。
英語への理解がまだまだ甘いため、一般的に正しいとされる説明はともかく、そこから外れた著者個人の見解は正誤が十分に判断できないので、それらを鵜呑みにするのは怖いです。
ある程度以上に英語に熟達していれば「そういう一面もあるあるwww」となるのでしょうが、今の私には無理でした。
これら説明がいまいち腑に落ちなかったいくつかの前置詞については、別の書籍を読んでみたいと思います。